先日仕入れてきたオーク材がもうすぐソファになります。

分厚いオーク材は、乾燥の段階で表面には見えない割れが入っているケースが多く、

少しヒヤヒヤしながらの加工となりましたが問題無しでした。

なによりオーク材に限らず、最近こういった分厚い材を仕入れるのは本当に一苦労です。

オーダーメイドの性質上、プランや設計が優先して進んでいくので

材料の手配はそれらが全て決定してからになります。

ですが、少し前は当たり前のように流通していた材料が、

今はなかなか手に入らないといったことが結構な頻度で起こるようになり、

製作直前で頭を抱えてしまうことがあります。

材木屋さんもそこまで使われないような材料を、それなりの量で仕入れたり

製材するリスクは避けて当然の流れになってしまっています。

売れにくいものを省いて、売れ筋に予算を組んで多く在庫するのは

加工販売業者としては当然の流れでもあります。

絶対的に流通している、もしくはストックのある材料から考えて

プランニングすることも出来るのですが、それでは最初から規制が

かかってしまうので、あまり意識しすぎたくはありません。

なので、あの手この手を使って絶対に理想の材を仕入れてくる。

これしかありません。あるところにはあるもんです。