ながらく更新ができておりませんでした。
工場の移転からもうすぐ1年。有難いことに移転以降もずっと忙しく活動はさせて頂いておりました。

コロナウィルスに対するアンテナも緩み始めましたが、このパンデミックで大きな変革を求められた業種も多く
色々なことがコロナ前の状態に戻るだけということは無いように思います。

初期の緊急事態宣言中は不要な外出を控える要請と、得体の知れないウィルスへの恐怖心から
自宅待機される方も当然多くおられたので、内装工事の音がいつも以上に不快に感じられ
「緊急事態宣言中は一切工事を止めて欲しい」という要望が出たこともありました。
宣言が出されるずっと前から予定が決まっていた工事だったこともあり、
お引き渡しやお引越しの日程が決まっていたので、スケジュール調整に悩まされていたことを思い出します。

輸入資材にも大きな影響が出ました。材料や設備の不足、価格の高騰も含め
その都度お客様への説明とご理解をお願いしていたこともありました。
未だに価格高騰は止まることがなく、「◯月より値上げさせて頂きます」の案内は毎月のように各業者から届きます。
これに関しては別の要因も多々あるのでコロナの影響だけとは言えませんが。

ため息とトラブルが続くコロナ禍でしたが、在宅されることが多いことがきっかけにもなって、
リピーターのお客様からは多くご注文を頂いたり、店舗や医療関係、工務店の方から発注を頂くことも以前より増えました。
今でこそ影響は減りましたが、渦中は新規のお客様からすれば会ったこともない他人を家に上げて
採寸や打ち合わせ、工事を依頼するのは躊躇したとしても当然だったと思います。

ようやくマスクをせずに外出する人も増え、コロナという言葉さえほぼ聞かなくなりましたが
今後の自分たちの進む方向や考え方には大きく影響を残したのではないかと思います。

今思えばあの状況下だからこそ出来た移転、そして設備の強化。
その結果を出すためにコロナ後も迷わず全力で取り組みたいです。

新しく導入したアーテンドルフ　WA80/3200。
お疲れ様TOKAI SFJ1300。

 

最近の施工事例も少しだけ掲載させて頂きます。