師走に入って街も年末の忙しなさを感じるようになりましたね。

今日の大阪は雨で、少し冷え込んでおります。
そして先程、タイトルの手間暇を変換していてゲシュタルト崩壊しました。

それはさておき、工場も年末に向けて製作の追い込みが始まっています。
毎年の事ながら、やっぱり忙しい。

写真は電動工具の刃物の手入れをする円居氏。
忙しくても道具はしっかりメンテナンスをしています。
この写真を撮る1分前に、刃物があまり切れなくなってしまって、
「あーーー！もう！！」と叫んでいたのは工場内だけの秘密のようです。
忙しくてもちゃんと手間をかけて手入れをしています。

こちらも手間暇をかけてシーズニング中のオーク材。
シーズニングについてはこちらの過去のブログをご覧下さい。

木を寝かす。

最近では安易に「便利」と詠われるツールがたくさん生まれたこともあり、
深く考えることなく簡略化されてしまったことがとても多い気がします。
でもやっぱり手間隙をかけられたものからは、ちゃんとそれが伝わる。
それはモノ作りや料理、交通手段や人間関係でも同じではないだろうか。
と、ふと思うときがあります。
今は何事もインスタントになり過ぎてやしないだろうか。
安易なものは安易に壊れるし、安易に忘れられていく。
だからといって、難しくすれば良いという事でもないのだけれど。

先日、ご注文頂いているお客様と手書きの手紙でやり取りをさせて頂いたとき
プリントアウトされたものからは絶対に感じられない嬉しさと温かさがあって、
この気持ちも必ず製作している家具に反映されていく気がしました。
必要な事にはしっかり手間をかけるって大事だと再確認。

おまけに仕事の打ち合わせで工場に来たつむぎ商會の佐藤君。
和歌山の建具屋さんから頂いた美味しいみかんをお裾分けしたら、嬉しそうに帰って行きました。

久しぶりに会った第一声が「なんか老けましたね」って。。。

それはお互い様やろ！！

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